埼玉県富士見市の内科・人工透析|おばら内科腎クリニック

おばら内科腎クリニック

  • 15km圏内送迎あり
  • 患者様専用ダイヤル

    0120290222

  • 診察予約はこちら

運動療法

運動療法について

透析患者様は、日頃から食事制限や体重管理が必要であり、ストレスのかかる生活を強いられます。一回の透析でハーフマラソンと同じくらいのエネルギーを毎回消費するといわれています。この食事制限を行うことで、需要と供給のバランスが徐々に崩れていき、筋肉量の低下や栄養状態の悪化など、様々な悪循環が出てきてしまいます。これに加え自宅での倦怠感や低血圧により横になっている時間が増加し、ますます悪化していきます。

透析運動療法の必要性

以前は、透析運動療法は以下の理由から、控えた方がいいとされていました。

心臓への過度な負担

除水を行いながら運動を行うので、血液の流れが良くなることで血管が広がりやすく、血圧の低下が起こりやすいとされてきました。心疾患を患った患者様は息切れや動悸が出やすくなるといったリスクも考えられてきました。

関節痛や腰痛がある人には不適応

高齢患者様や石灰化等によって関節に痛みがある方が運動を行うことで、関節の負担が増加してしまったり、場合によっては炎症症状を伴ってしまう恐れがあるといわれてきました。

透析患者様は心臓のポンプ機能の低下や動脈硬化を併発している方も多いため、過度な運動(無酸素運動)は大変危険です。
しかし、当クリニックでの運動療法の目的は、まず運動の習慣をつくるということです。

透析運動施行方法

自覚的な運動強度を表せるものを使用し、各患者様の症状や背景にあった運動を無理がかからない程度で少しずつ行っていただいています。
定期的に筋力測定も実施しているので、日頃の成果を数値として確かめていきながら、一緒にモチベーションを高めていきましょう。

バイクを使った筋力強化、ボールを使った大腿・足関節のストレッチ、他にもゴムバンドや、スタッフによるストレッチ指導なども行っています。

透析運動療法の効果

  • 酸素取り込み量の増加
  • 足・腰がしっかりし歩行が安定する
  • 下肢血行の改善
  • 筋肉量の維持または増加につながる
  • 関節の可動域が広くなる
  • 死亡率の低下
  • 不安・うつ・QOLの改善

透析運動療法はすぐに実感できるものではなく、長期的な継続が必要なものです。そのために最も大切なことは継続して行うことです。しかし、運動することによる疲れや、自覚症状の変化が見られないなどやめたくなってしまう出来事も沢山起こってくると思います。しかし必ず運動を続けてよかったといって頂けるように、指導や施行方法の充実を図り、質の良い運動の提供をして行けるようスタッフ一同心がけていきます。

当クリニックの透析運動療法を通して、ただ長生きではなく、元気でいられる長生きを目指していただきたい!と思っております。

ページトップへ戻る